9月27日~28日、滋賀県で第12回地方自治研究全国集会in滋賀が開催され、27の分科会に分かれ討論。集会には、「憲法をくらし・地域にいかそう」と、のべ2000人が参加し、自治労連愛知県本部からも74人が参加しました。
初日、滋賀の伝統芸能「日野曳山祭ばやし」の演奏で始まった集会では、日本人初の宇宙飛行士で、しいたけ農家を営む秋山豊寛氏が「宇宙から考える地域と日本」と題して講演。「美しい地球を守るためにも、地域の主権が守られることが大事。道州制の導入で地域の決定権が奪われようとしている。これに対抗するため、地方から“おかしい”と声を上げよう」と訴えました。
2日目の「防災と安全・安心のまちづくり」分科会では、広島市の土砂災害で避難した住民に「少しでも元気になって欲しい」と温かい給食を提供した給食調理員からの報告が行われ、地域に根ざす自治体職員のとりくみなどが交流されました。